おでんと言えば、最も寒さが厳しくなる1月や2月が売れ行きのピークとなりそうなものですが、実際は肌寒くなってきてあったかい物が欲しくなってくるこの季節が一番売れるそうです!
やはり体感温度が急に下がるわけですし、季節の変わり目となる今のタイミングが、みなさんもおでんが食べたくなるんですね。
最近では様々な技術の発達により、スーパーにはたくさんのレトルトおでんや冷凍のおでんなども並んでおり、いちいち食材を揃えて下準備したりする手間が省ける分、お手軽に食べられるようになったのは嬉しい限りです(#^.^#)
では今回は、今から寒くなってくるシーズンにはたくさんお世話になるであろう「おでん」について、好きな食材や変わりダネの具材なども含めて見ていきたいと思います。
美味しいおでんの人気食材
美味しいおでんを作る基本としては、具を煮込む出汁を丁寧にとる事が何よりも大切です!
昆布や香り高いかつお節を使って、シンプルながら旨みのある出汁の中で食材をじっくり煮込むことで、すべての食材がその出汁を吸って本来そのもの自体が持つ美味しさに、プラスαとなる奥深い味わいが加わって、より美味しいおでんが完成されるわけです。
地域や好みによって人気の食材がありますが、一般的に見て人気の高い食材をいくつかピックアップして、それぞれの魅力のポイントをご紹介してみたいと思います。
・大根、たまご
まずはド定番となるこの2強の具材から。
どちらの食材も、煮込まれることで素材の甘さが存分に引き出され、出汁が美味しければ美味しいほど、しっかり染み込む具材だけにさらに旨みが活きてくる具材です。
からしとの相性が抜群なので不動の人気具材で、それぞれ早めに投入した方が良いですが、柔らかなの大根がお好みの方は、あらかじめ圧力鍋で煮ておけばホロホロ食感になります。
・ちくわ、はんぺん
やはり練り物系も外せませんよね。
ちくわは子どもたちも大好きですし、どこででも手に入る食材ですので手軽に使えます。
またはんぺんは、我が家ではおでんの時にしか登場してこない食材ですが(同じようなご家庭も多いのでは…)、ふわふわした食感がアクセントになって食べやすくていいですよね。
はんぺんは煮すぎてしまうと風味が損なわれるので、投入タイミングには注意が必要です!
・こんにゃく、厚揚げ
こちらも人気のド定番食材ですが、出汁の染み込ませるためには少し切り込みを入れるといいですし、食べる時にはからしをしっかり付けて味わいたい食材たちですね。
家計的にも助かる食材ですしほとんど煮崩れもしないので、主役級で使ってもいいでしょう。
・牛すじ、ソーセージ
やっぱりヘルシーでカロリー控えめのおでんとは言っても、少しは肉系も欲しいですよね。
その点、牛すじはおでん全体が豪華な印象になりますし、しっかりとした食べごたえもありますので我が家では欠かせない存在です。
またコラーゲンも豊富な食材ですので、女性も無駄なくコラーゲンを摂取しちゃいましょう。
万人受けするソーセージは、我が家のように小さな子供の居る家庭では必須となりますよね。
・さつま揚げ、ごぼう巻
この2つの練り物も定番ですが、出汁に油が入って濁ってしまわないように、先に油抜きしておく必要がありますので、見た目的にもつゆの美味しさ的にも忘れないようにしましょう!
それなりに食べごたえもありますしごぼうは食感も楽しめますが、どちらも煮込みすぎるとやわらかくなり過ぎますので、注意が必要です。
・たこ、ほたて
僕的には外せないのが、後半で登場させる海鮮系も少しは用意しておきたいですね。
煮込むほどにそれぞれから旨みが出てきて出汁の味が奥深く変化していくので、その他の食材も最初にあっさりと食べた時よりも、さらに複雑味の増した味わいになっている事でしょう!
たこは彩り的にも華やかになりますが、出汁に色移りしないように下茹でしておいても良いと思いますし、どちらの食材も串にさしておくた方が食べやすいと思いますよ。
まとめ
普段から食べているおでんですが、出汁の旨みを活かした味わいにする関西風や(僕の家庭はこちらのタイプ)、濃い口しょうゆを出汁に入れて濃厚な味わいにする関東風、八丁味噌の出汁で煮込む名古屋風など、様々な地方・地域の味わいや食材が存在します。
また、たまには魚や貝などのシーフードを中心とした海鮮おでんも良いと思いますし、出汁にコンソメや白ワインを使った洋風のおでんもポトフの感覚で楽しめますし、ワインと合わせて美味しさも倍増させられるはずです。
寒くなってきたこの季節、さらにこれから冷え込んでくると思いますので、あったかいおでんを色々とアレンジしていくと、さらに豊かな食生活となることでしょう!(#^.^#)