今日は仕事後に先輩のイタリアンレストランに寄って、近況報告や情報交換などで話しながら、折角なので美味しいピザを焼いていただきました。
僕はピザには目がないのですが、色々ある中でもやっぱり…「マルゲリータ」ですね!
わがままを言うと、それに生ハムをのせたものが大好物ですが、今回はタダでいただくだけに遠慮させていただきました( ;∀;)
僕の家族もみんなピザが大好きなので(1歳の次男も^^)、先輩から教えてもらった話も含めて、今回はピザについて書かせていただきますね。
本場『ナポリピザ』
ピザのルーツは、古代エジプトと言われたり、イタリアの小さな島・サルディーニャ島だと言われたりしますが、どの状態を原型として捉えるかによって諸説あるようです。
ただ「ピザ」として、本格的に造られ始めたのは1700年代のイタリア・ナポリのようです。
当時、小麦粉と水を練った淡白な生地にラードをぬって焼いたフォカッチャが、庶民に親しまれていましたが、それにトマトソースとオリーブオイルをかけただけのシンプルな「ピザ・マリナーラ(漁師風のピザ)」から広がっていきます。

名前の通り、最初は漁師さんのリクエストで作られて人気があったのですが、その後ニンニクとオレガノなどを加える事で、シンプルながら香り高いピザは、今も人気メニューの一つです。
今となってはピザには欠かせない食材トマトは、スペイン領であったナポリにスペイン人からもたらされ、パンにのせるようになりました。
そしてもう一つ忘れてはいけないピザが、そう今も昔もトップスター、イタリアンカラー(緑・白・赤)に作られた「ピザ・マルゲリータ」
これはその後、イタリアを統一した国王と王妃がナポリを訪れた時に献上されたピザで、その美味しさとイタリア国旗をイメージしたアイデアにとても喜ばれたので、その王妃「マルゲリータ」の名前がついたと言われています。
これもシンプルな味わいで、緑(バジリコ)・白(モッツァレラチーズ)・赤(トマト)で仕上げられ、スペイン領であった事とモッツァレラチーズが名産だったからこそ誕生した、ここナポリが運命的な土地だったんでしょうね。

そして意外と知られていないのが「ナポリピザ」を名乗れるのは、上で紹介した「ピザ・マリナーラ」と「ピザ・マルゲリータ」のみなんです。
厳密にいうと、伝統的材料や製造方法なども議会によって決められた規定や、協会が定めた定義を満たすものだけらしいのですが…((+_+))
世界的ピザのブーム
そしてピザが世界的に広まったのは、アメリカに伝わってから色々なスタイルのピザが生まれ、世界中でブームとなっていきました。
イタリア移民によってアメリカにもたらされ、マンハッタンのイタリア系移民の街、リトル・イタリーでは、次々にピザのお店が誕生しました。
この頃に作られたというアメリカ風のシカゴピザは、トマトやチーズ以外にも様々な具材がのせられて、だいぶボリューミーなものを作るところは「さすが、アメリカ人!」って感じですね(^^)/

その後、アメリカ国内でデリバリーピザが始まったり、冷凍のピザが開発されたりした事で、ますます市民の食卓に浸透していきました。
それと、ナポリピザのように石窯で焼くスタイルから、アメリカ風ピザは基本的にオーブンで焼くスタイルとなった分、比較的手軽に食べられるという事でブーム化していったあたり、やはりアメリカ経済の力強さを感じますよね(#^.^#)
ピザが日本に渡ってきたのは、第二次世界大戦時にイタリアの海兵が伝えたという説が有力ですが、広く知られるようになったのは、東京オリンピックの開催がきっかけです。
その頃から冷凍ピザが日本でも販売されるようになったのですが、時を同じくしてオーブントースターが普及し始めていたことも手伝って、広く日本人にも食べられるようになりました。
僕も記憶に残っていますが、日本で宅配ピザが出来たのが1985年。ドミノピザが渋谷に作られ、一気に日本全国に広がっていったわけです。

今となっては、日本人にとっても欠かせないメニューとなったピザですが、考えてみればまだまだ歴史的に見ると最近の出来事なんですね(^_-)-☆
僕も月に何度かはピザを食べる機会がありますが、製造技術の向上などによって、どんどんメニューも多様化してきているのを実感しています。
今ではスイーツピザもあり、デザートとしてピザを食べる方もいますが、あれはあれで他のスイーツでは表現しにくい、生地のもっちりした食感を楽しめるので、アリと言えばアリですよね。まぁ、普通のピザとは別物ですが…(‘◇’)ゞ